【配偶者ビザ】不許可になりやすい6つのケースと対策
日本人の配偶者等ビザで落ちる理由を、専門家が解説します。
「結婚したのに、配偶者ビザが不許可になることってあるの?」
答えは YES です。
配偶者ビザ(日本人の配偶者等)は“結婚していれば必ず許可”されるビザではありません。入管は書類の裏側まで確認し、以下を総合的に審査します。
- 結婚の信ぴょう性
- 生活の安定性
- 過去の在留状況
近年は審査がより慎重になっており、準備不足による不許可が増えています。
この記事では、実務上多い「不許可になりやすいケース」と、今すぐできる具体的対策を解説します。
不許可になりやすい7つのケース
① 交際期間が極端に短い
入管の疑問:「本当にお互いを理解した上で結婚しているのか?」
特に注意:
- 知り合って数か月で結婚
- 実際に会った回数が少ない
- オンライン交際中心
対策
- 交際の経緯を時系列で説明
- 写真を出来るだけたくさん → 家族との写真含む。エピソードも交えて
- 渡航履歴・面会履歴
② 日本語が通じない夫婦(共通言語が無い)
夫婦なのに会話が成り立たない場合、入管は「実態ある婚姻か?」を疑います。
対策
- 共通言語の説明
- 通訳アプリ・翻訳手段の説明
- メッセージ履歴の提出
- 日本語習得の努力を見せる
③ 年齢差が大きい
年齢差自体は違法ではありませんが、他の要素と重なると偽装結婚を疑われやすいです。
対策
- なぜ出会ったかの自然な説明
- 家族紹介の有無(家族ぐるみの真剣な付き合い)
- 継続的な交際証拠
④ 過去の在留状況に問題がある
- オーバーステイ歴
- 資格外活動違反
- 不法就労歴
上記の点は審査で厳しく見られます。
対策
- 正直に経緯を説明(隠すのは絶対にNG!)
- 反省と再発防止の説明
- 現在は適法である証拠
⑤ 収入が少なすぎる
明確な金額基準は公表されていませんが、世帯で安定生活できる収入が必要です。
目安:夫婦二人で年収200万円~250万円前後。扶養が増えるごとに加算されます。
対策
- 世帯収入合算
- 預貯金証明
- 雇用継続証明
- 収入が上がる見込みの証明
詳細は 収入基準・社会保険未納の影響の記事 をご参照ください。
⑥ 書類の矛盾・説明不足
- 住所が違う
- 出会いの説明が不自然
- 質問書の記載が曖昧
これは非常に多い不許可理由です。
対策
- 記載内容の整合性確認
- 経緯をストーリーで説明
- 専門家によるチェック(説明不足や誤解を招く点は無いか?)
入管が見ている本質
審査の核心は
この結婚は真実か?
この夫婦は日本で安定して生活できるか?
整合性・信ぴょう性が重視されます。
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よくある質問
Q. 年齢差があると絶対不利?
→ いいえ。他の証拠で信ぴょう性を示せれば可能です。
Q. 収入が低いと絶対無理?
→ 資産・世帯収入で補強できる場合があります。
Q. 書類だけで判断される?
→ 書類の整合性と裏付けが非常に重要です。
行政書士プロフィール
しのび行政書士事務所 行政書士渡邊晴美(愛知県豊田市)
コロナ禍で家族が離れ離れになる経験をきっかけに、「家族が一緒に暮らせるビザサポート」に特化。配偶者ビザ・永住・家族系ビザの審査実務に精通。
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