名古屋出入国在留管理局でのビザ申請完全ガイド|行き方・必要書類の整え方・注意点まとめ
愛知県豊田市でビザ申請サポートを行っている行政書士の渡邊晴美です。
在留資格の申請や変更を自分で行う際、「書類の整え方が分からない」「入管の場所が分かりづらい」といった不安を感じる方は少なくありません。
この不安を解消し、一度でスムーズに申請を済ませられるよう、この記事では名古屋出入国在留管理局でのビザ申請に特化し、手続きを成功させるための具体的なポイントを分かりやすく解説します。
【ポイント①】申請書類は「入管が受け取りやすい形」に整える
書類を全て記入したとしても、提出方法に不備があると、入管でスムーズに受け付けてもらえなかったり、書き直しが必要になったりすることがあります。
せっかく仕事を休んで入管へ行ったのに、出直しになっては大変です。
そんなことが無いように、事前に提出書類を以下の形で完璧に整えて揃えるようにしましょう。
- 片面印刷を徹底(両面印刷はNG)
- ボールペンで記入(鉛筆・フリクション不可)
- 修正は二重線で(修正テープ・修正液はNG)
- 外国語書類には日本語訳を添付(訳者の氏名・連絡先・日付を明記)
- 日本の役所発行書類は3ヶ月以内のものを使用
- 原本返却希望の書類にはコピーを添付し、付箋で明記+窓口で口頭でも伝える
- ホチキス留めは避け、クリップでまとめる
- 用意する定型封筒は「長3サイズ」。普通郵便110円+簡易書留350円の切手を貼付(※料金は変更の可能性あり。事前に確認推奨)
- 提出前に全ての書類のコピーを取っておく(自身の保管・記録用)
- 当日はパスポートと在留カードも忘れずに持参
【ポイント②】名古屋出入国在留管理局へのアクセス方法
名古屋入管は、あおなみ線の駅の目の前にあり、かつ市バスの沿線という便利な場所にあります。
迷わずたどり着けるよう、主要駅からの行き方を解説します。
名古屋駅からの行き方(あおなみ線)
名鉄名古屋駅・JR名古屋駅から「あおなみ線」に乗車
最寄り駅「港北駅」下車、徒歩1〜2分で到着
神宮前駅からの行き方(市バス)
名鉄神宮前駅の西出口(熱田神宮側)へ。
「神宮東門5番」バス停から「幹神宮1」系統(終点が「河合小橋」または「多加良浦」)に乗車。
「港北駅」下車、道路の反対側に入管あり。
受付時間と検索のコツ
・受付時間:平日9:00〜16:00(土日祝は休み)
・閉庁時間ギリギリの到着は避け、余裕を持って行動しましょう。
・乗換案内の検索で「名古屋出入国在留管理局」で検索できない場合は「名古屋出入境在留管理局」と入力してみましょう。
【ポイント③】入管では「2階の申請受付窓口」へ
名古屋出入国在留管理局へ到着したら、すぐに2階の申請受付窓口へ向かいます。
・窓口で申請の種類を伝え、パスポートと在留カードを呈示します。
・受付番号表を渡されたら、待合い室で待ちます。
・番号が呼ばれるまでは、30分から1時間かかることが一般的です。
・番号は日本語で読み上げられます。呼ばれているのに気付かないと受付が後回しにされてしまうため、番号が表示される電光掲示版の見える場所で待機しましょう。
【ポイント④】申請受理後に発行される申請受付票は大事に保管する
番号が呼ばれると窓口で申請書類の確認が行われます。
・原本を返してもらいたい書類があれば、この時に忘れずに伝えましょう。
・ポイント①で記載した書類の整え方を守っていれば、記入漏れや添付忘れなどが無い限り、スムーズに受理されるはずです。
申請が受理されると、「申請受付票」というものが渡されます。
・そこには、申請番号や申請人の氏名が書かれています。
・何か質問があるときに問い合わせる電話番号なども記載されているため、認定書が交付されるまで大切に保管しましょう。
・紛失が心配な場合は、写真を撮っておくと安心です。
まとめ:ビザ申請は「準備」が成功のカギ!
在留資格の申請は、事前準備を丁寧に行うことでスムーズに進みます。
特に、書類をいかに正確に、そして入管側のルールに沿って整えられるかが、一度で申請を完了させるための最重要ポイントです。
「書類の整え方が不安」
「入管での流れが分からない」
など、お一人での手続きにご不安やお悩みがあれば、ぜひ当事務所へお気軽にご相談ください。
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