失敗しない配偶者ビザ申請のコツ
現在、外国人の方のためのビザ取得サポートを行っている行政書士事務所はたくさんあります。
ただ、だからと言って「どこに依頼しても同じ」というわけではありません。
例えば、値段だけを見て判断してしまうと、後になって「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうことも少なくありません。
このような思いをしないためにも、ここで「失敗しないビザ申請のコツ」を知っておきましょう。
(1)あなたに合う事務所を見つけるための、判断基準とは?
値段や事務所の規模だけで判断してしまうと、あなたに合う事務所を見つけることは難しくなってしまいます。
行政書士を選ぶときは、以下のポイントもチェックするようにしましょう。
失敗しない事務所選びのポイント | |
対応 | 行政書士もサービス業ですので、「どんな対応をしてくれるのか?」はとても重要です。
例えば、上から目線で対応されてしまったとしたら、気分のいいものではないと思います。 やはり、気持ちのいい対応をしてくれる行政書士でなければ、依頼するのもためらってしまうものと思います。 無料相談に行った時には、まず「丁寧な対応をしてくれるか?」をチェックしましょう。 |
料金 | 料金も、判断基準としてとても大切なポイントです。
一般的に、行政書士事務所がビザ申請書類を作成する場合、相場は5万円~10万円ほどです。 ここに申請書提出の代行サービスが加わると、10万円を超える事務所が多いでしょう。 用心しなければいけないのは、費用が安すぎる場合です。 料金が低額のため依頼者が殺到し、対応が間に合わない場合があります。 相場よりも明らかに低額な業者へ依頼を検討する場合は、「なぜ他の事務所より料金が低いのか」を確認するようにしましょう。 |
アフターフォロー | 行政書士に依頼した場合、サービス範囲についても確認が必要です。
例えば申請書の作成を依頼した時、
といったことを確認することをおすすめします。 書類作成は安価で行ってくれても、修正の際に同じだけの金額がかかる場合もありますし、無料で修正を行ってくれる事務所もあります。 また更新時期をお知らせしてくれる事務所に依頼すれば、在留期限が切れてしまうという失敗も防ぐことが出来ます。 ぜひ料金と合わせて、アフターフォローがどこまでサービスに含まれるかをご確認ください。 |
立地 | 事務所によって、「来所型(お客様が事務所に行って相談する)」か「訪問型(行政書士がお客様の都合の良い場所まで来てくれる)」かが異なります。
特に来所型の場合、事務所の立地は重要なポイントになります。 もし通いづらい場所だと、その事務所に行くだけでも、時間と労力がかかってしまうからです。 「来所型か?訪問型か?」「来所型だとしたら、事務所はどこにあるのか?通いやすいか?」も、チェックするようにしましょう。 |
(2)早めに相談に行ってみる
上記のポイントをふまえて、早めに相談に行ってみることをお勧めいたします。
特に、既にビザを持って日本に滞在中の場合、今のビザの期限が切れてしまうと日本に滞在することが出来なくなります。
また、現在の状況では許可を取ることが難しいと判断される場合でも、時間があれば対策をたてられます。
また、いろいろな事務所が無料相談を行っていますので、時期的に余裕があれば、複数の事務所へ相談に行って比較することも可能です。
(3)無料相談で質問すべきこと
無料相談に行ったら、(1)で示したポイントをチェックするのはもちろん、
- 過去にビザを取得していたことがあればその種類
- 過去の在留状況
- 今後の人生設計(配偶者ビザであれば、ゆくゆくは永住資格をとりたいこと)
といったことを伝えることで、より詳細なアドバイスを受けることができます。
以上のポイントをチェックすることで、あなたに合う事務所を見つけることができるでしょう。
参考になれば幸いです。